おとなの自動車保険は自動車保険や火災保険を取り扱う、セゾン自動車火災保険株式会社が提供する自動車向けの保険商品です。
ダイレクト型の自動車保険として、40代と50代の新規契約者件数3年連続でトップの地位を築いています。
おとなの自動車保険の特徴は?
特徴として、3年連続トップの実績にも関連する部分ですが、40代や50代といった比較的事故率の低い世代を対象に、割安な保険料を提供しているのがあります。
今までの年齢条件として多かったのが、大まかな年齢による区分けです。
全年齢の他、21歳以上や26歳以上、30歳以上などで分けられていたものを、1歳刻みで契約できる保険内容にすることで、保険料に関して事故率の低い世代の恩恵が得られやすくなっています。
年齢を重ねるほど保険料が高くなる傾向が強いものの、おとなの自動車保険であれば、60歳を超えた後でも緩やかな保険料の上昇で済む他、70歳以降になれば保険料が変化しません。
年間の走行距離に基づいた保険料が算出されます。
1年あたりの走行距離を見て、1万5000kmと5000kmの人が同じ保険料であると、走行距離が短い人ほど余計な保険料を支払っているイメージが強まりますが、契約者1人ずつの走行距離を細かく考慮してくれますので、車の利用目的によって最適な保険料が設定されます。
年間1万km以下の人にとって、お得感が高まりやすいのがポイントです。
セゾン自動車火災保険による高い対応実績をもって、サポートしてくれます。
30年以上の経験を持つ会社のサービスである安心感の他、2015年4月~2016年3月までに集めた5814件のデータによれば、89.3%もの利用者が事故対応における満足感を得られています。
かなり満足という回答は、40%を超えるほどの高評価です。
レッカーやバッテリー上がり、鍵の閉じ込みといった問題に対しても、24時間365日サポートしてくれます。
1万3000ヶ所もの出動拠点を持っているのが特徴です。
ロードアシスタンスのサービスは、強制加入ではありません。
他に同様のロードアシスタンスのサービスを受けているなら、おとなの自動車保険側のサービスを無理に契約する必要がありません。
保険料を安く抑えながら、同居する子供も補償対象に加えることが可能です。
保険料が親の年齢を基準にしますので、頻繁に運転して事故率が低い親の特長を活かした契約内容にできるのがポイントです。
契約者アンケートにおいて、以前の保険会社の保険料よりも、平均して2万7000円以上も安くなったという回答が得られているほどです。
ロードアシスタンスや弁護士費用特約、自転車傷害特約などの豊富な特約が用意されており、それぞれの特約の費用を比較して、必要な分だけ契約できる仕組みになっています。
インターネットで内訳を見ながら保険料のシミュレーションを駆使して、カスタマイズが可能です。
ダイレクト型の自動車保険で、インターネットからでも簡単に契約可能です。
インターネット経由で申し込むことで、1万円の割引が適用されます。
分割払いの契約だと年間9960円の割引です。
新規でも継続でも適用されるのが特徴です。
更に、早期契約による早割が用意されています。
30日前の契約で400円割引、50日前なら600円割引です。
電気もしくはハイブリッド車であれば、1200円割引が適用されます。
2017年7月1日以降からデジタル保険証券の発行がスタート予定です。
他に、契約者向けセミナーの開催内容や、見積もりの体験レポートを公式サイトで閲覧できたり、満期や重要なお知らせなどの情報について、メールやハガキ、封書などで知らせてくれるサービスを提供しています。
おとなの自動車保険の保障内容は?
基本的な保障内容として、事故相手への賠償と、自分自身や同乗者に対する補償がセットされています。
対人賠償や対物賠償、無保険車傷害に対する無制限の補償内容が用意されているのが便利です。
事故相手への賠償
事故相手への賠償として、相手が死亡したり怪我を負った場合の損害賠償請求の支払いに保険金を利用できます。
保険金の金額が無制限ですから、相手から高額な損害賠償請求を受けたとしても、おとなの自動車保険で十分に対応できます。
2億円近い損害額だとしても対応可能ですので、支払いに困窮することがありません。
契約者自身に責任がある事故で相手の了承を得られた場合に、スタッフが示談交渉を行ってくれます。
頭がパニックになっても冷静に交渉してもらえる安心感が得られるでしょう。
自分の車ではなく、他人から借りた車やレンタカーであっても補償対象に含まれるのが魅力です。
他車運転特約という商品名ですが、基本内容としてセットされています。
但し、他車運転特約がセットされていても条件によって対象にならない例がありますので、注意が必要です。
相手への賠償で物損事故を起こした際にも、人身事故と同様に損害賠償請求の保険金が無制限に支払われます。
相手の車や家にぶつかった場合などで賠償金の支払いを賄うことができます。
示談交渉や他車運転特約も適用されますので安心です。
別に、対物全損時修理差額費用特約を付けることで、相手の車の時価額を超える修理費がかかる場合に、50万円まで対応可能です。
契約者自身や同乗者に対する基本の保障内容として、相手の車が無保険であると大変なことになりますが、おとなの自動車保険であれば無制限に保険金が受け取れますから、心配することはありません。
死亡したり後遺障害が残ったとしても、保険金のおかげで遺族の生活が守られたり、後遺障害の治療費や生活費に充てることができます。
無保険車傷害による補償範囲は、契約した車に搭乗していたなら家族も家族以外の人も適用されます。
他の車や歩行中などで車と接触事故を起こした場合は家族のみが対象です。
運転中に単独事故を起こし、死亡したり怪我を負った場合の自損事故傷害による保険金が受け取れます。
故意や過失、乱暴な運転による事故では適用されないことを覚えておきましょう。
それぞれ1人につき
- 死亡保険金として1500万円
- 後遺障害保険金が50万円~1800万円
- 医療保険金の入院で1日6000円
- 通院が1日4000円
です。
所定の重度後遺障害が認められると2000万円が支払われます。
強制加入ではありませんが、人身傷害を追加すれば過失割合に関わらず、怪我の治療費や仕事ができずに収入が絶たれた場合、精神的損害に対して適用されます。
搭乗者傷害を利用すれば、怪我の状態によって直ちに保険金を受け取れ、治療費の負担を減らせます。
車両保険では補償内容を細かく分けることによって、必要な分だけ利用することが可能です。
- 車同士の事故
- 火災や水災に台風
- 盗難による損害の他、落書きにも対応します。
相手や自分自身といった対象に関係なく、全ての面で対応できるサービスや特約が用意されています。
レッカーや鍵の開場、脱輪引き上げなどに対処するロードアシスタンスなら、宿泊費用や移動費用などのサービスも受けられます。
弁護士に損害賠償請求の問題や法律に関する相談をする費用を補える弁護士費用特約、自転車で走行中や相手の自転車と接触した時に、状況に応じて保険金が受け取れる自転車傷害特約の他、個人賠償責任特約、ファミリーバイク特約に車両身の回り品補償などの充実した内容が用意されていますので、それぞれの補償内容を見ながら将来に備えて加入しておくと、もしものときに助かるでしょう。
おとなの自動車保険の事故対応
おとなの自動車保険の事故対応には、有名な警備会社であるALSOKのサポートが受けられます。
モバイル端末を利用して情報を連携するサービス内容においては、通販型自動車保険で初めての試みであるのが特徴です。
2016年4月から提供が開始されました。
相手と衝突事故を起こしてしまった時など、事故が発生したら直ちに現場へALSOK隊員が駆けつけてくれます。
ALSOK隊員が安全を確保し、警察への届け出や救急車を手配してくれるなど、その状況で適した対応とアドバイスをしてくれますから、頼りになるでしょう。
また、事故後のトラブルを避けるためにも、状況を確認して写真撮影で記録します。
セゾン自動車火災保険に連絡をしてくれますから、情報の共有を素早く正確に行いやすくなっています。
依頼方法ですが、セゾン自動車火災保険の事故受付センターにまず連絡をします。
ALSOKの事故現場安心サポートの依頼をすれば、事故受付センターからALSOKの受付センターに直ちに連絡をしてくれますから現場で待ちましょう。
同時にロードアシスタンスを受けたい場合には、事故受付センターへ連絡の際に申し出るようにします。
出動要請を受けたALSOK隊員が駆けつけますので、後は指示に従ってください。
全国2400ヶ所にALSOKの対応拠点が存在しますので、広い範囲をサポートできる能力があります。
但し、山間部や島しょ部、高速道路などでは難しい例が存在しますから、この場合には事故受付センターに相談してアドバイスを受けておきましょう。
この他の事故対応サポートに関しても充実していますので、安心して生活を送れるようになります。
24時間365日対応し、昼夜を問わず、いつでも必要な時に利用可能です。
電話で相談への回答やアドバイスをしてくれます。
事故相手への電話連絡にも対処します。
解決に関する流れを説明してくれますので、よく話を聞いておきましょう。
病院への連絡や代車の手配、提携先の修理工場を紹介してくれるおかげで事故後の対応に困りません。
また、修理工場に車の損害の確認をしてくれるといった、しっかりとした内容に仕上がっています。
対応する担当者は専任です。
事故対応に精通した専任担当者のおかげで、スムーズに問題を解決できるようになるのがメリットです。
対応の進歩状況に関しても専任担当者からその都度連絡を受けられます。
出来る限りスピーディーな保険金の支払いが実現できるように、おとなの自動車保険では手続きの簡略化に努めています。
対物事故が発生した時に必要な保険金請求書が、一部を除いて提出不要になります。
人身事故における交通事故証明書の取得について、セゾン自動車火災保険が代行して取得してくれるサービス内容が便利です。
取得にかかる費用は発生しません。
相手との交渉の際に示談が成立すると証拠として示談書を作成しますが、相手が了承すれば示談書の作成を省いて直ちに保険金を支払ってくれます。
示談書は後日控えを送ってくれますから、それを保管しておくだけです。
これも保険金請求書と同じく、一部で示談書の作成が必要な例が存在することを知っておいてください。
セゾン自動車火災保険のおとなの自動車保険は、損保ジャパン日本興亜と連携しています。
損保ジャパン日本興亜が持つおおよそ260ヶ所の全国のサービスセンターと連携することで、技術アジャスターによる車両損害の確認をしてもらえるなど、充実したサポートが受けられます。
指定の修理工場は約610ヶ所もありますので、全国どこからでも利用しやすくなっています。
指定場所まで車を引き取りに来てくれる他、無料で代車を利用できたり希望する場所まで納車してくれます。
おとなの自動車保険の継続方法は?
満期が近くなると他社の自動車保険に変えたいと希望する場合もあるでしょうが、おとなの自動車保険を継続することによるメリットがたくさんあることを再確認して、契約手続きを行うのがおすすめです。
無制限の補償内容が非常に優れています。
事故内容は相手や環境によって違ってきますので、突然高額な損害賠償を請求されることも少なくありません。
しかし、無制限であればいくらでも対応可能ですから、今の生活を維持したまま事故解決ができる安心感が得られます。
無駄な内容をできるだけ省き、後は利用者自身で補償内容を好きなように組み合わせができる自由度の高さにも注目しましょう。
利用者の満足度が高い補償内容を誇ることから、失敗の少ない契約がしやすいメリットを持ちます。
新規に関わらず、豊富な割引制度があるのが魅力的でしょう。
インターネットからの申し込みで一括払いなら1万円も安くなります。
30日や50日といった早割の適用も魅力的です。
早めに継続の検討をしておけば、それだけ安く保険料を抑えられます。
2017年6月30日よりも前に契約した利用者であれば、保険証券や約款の発行をやめて、マイページで確認する方法に切り替えるだけで、600円を割引してもらえます。
インターネット申込みと早割、証券不要割引は併用可能で、最大1万1200円割引が適用されるようになっています。
継続手続方法として、満期日の2ヶ月前くらいまでにセゾン自動車火災保険から封書で満期の案内が届きますので、確認しましょう。
封書の中に手続き用のIDとパスワードが存在します。
契約内容に変更があるなら、事前にマイページから変更手続きを行っておいてくだい。
準備が整ったらマイページにログインする際に、満期の案内の封書にあったIDとパスワードを入力してログインします。
新規のパスワード、秘密の質問と答えを設定する場合がありますので、案内に従って作業しましょう。
ここまで完了させれば、表示されている継続手続きのご案内を押すことで、専用ページが表示されて手続きが行えます。
車を主に使用する場所や使用目的などの条件を選択して行き、確認ボタンを押しましょう。
前年参考プランとえらべるプランのいずれかを選択します。
補償内容を自由に設定したいなら、えらべるプランを選択してください。
全ての内容を確認して、問題なければ申し込みボタンを押しましょう。
これで手続きが完了し、保険証券と普通保険約款・特約集をマイページで確認できたり、郵送で届けてくれるようになります。
おとなの自動車保険の口コミや評判は?
おとなの自動車保険に魅力を感じても、実際に契約してみないとわからない部分がたくさんあります。
わからない部分はネットの口コミや評判を確認することで、契約判断の参考にすることができるでしょう。
良い口コミや評判は?
まずは、良い口コミや評判からです。
割引に対する高評価が得られています。
- インターネットで申し込むだけで、1万円も割引が受けられた
- 更新時でも対応してくれる割引サービスの満足感
に関する意見があります。
- 自損事故でありながら連絡をすることで素早く対応してくれた
- 保険金の支払手続きが簡単で必要書類の記入が不要で良かった
- 補償内容を自由に選べる部分が他社ではあまり見られないサービス内容である
ことも、高い評価を受けています。
安さに関する評価は高く、他社に比べて1万円以上の差が見られたため、加入を決心した人がいます。
40代や50代にメリットがあるとアピールしているおとなの自動車保険ですが、30代などの若い世代で高くなるといったことはなく、他社と比べて安いという意見や、損保ジャパン日本興亜と関連性がある安心感から、申し込んだという人もいます。
良くない口コミや評判は?
一方の良くない口コミや評判についてですが、事故対応や安さの部分に不満を持っている人が見受けられる状況です。
事故対応の満足度が高いおとなの自動車保険ではあるものの、実際に事故にあった際に連絡してみると、丁寧ではあったが慣れた対応というよりも少し頼りない話し方が気になり、他社への切り替えを考えた人がいます。
他人のいたずらで車を傷つけられたにも関わらず、当て逃げの判断をされてしまい、来年から等級が下がるといわれてしまった、説明しても自分でぶつけたのではと言われ、結局解約することになったという話の食い違いに関する口コミが存在します。
安さをアピールしているものの、人によって状況が変わってくることへの指摘がいくつか見られます。
あとがき
年齢によっては他社の自動車保険のほうが安くなったり、搭乗者傷害や人身傷害などの特約を追加すると、保険料が高めになることへの意見が聞かれます。
総合的な判断による評判では、保険料に関しては通販型の中でも安い部類に入ると高い評価を獲得しています。
ロードサービスの充実度、事故対応の良さなどは安心できるレベルです。
しかし、保険料の支払い件数が少なめで、まだ高い評価を得られる水準に達していない状態です。
有名な損保ジャパン日本興亜の関連会社ですが、連結子会社の立場に対するやや不安な評価が存在します。
おすすめする理由は2つあって、
まず1つ目が比較できる業者が一番多いこと。最大で20社にわずか5分で一括見積もりをすることができます。有名な保険会社はすべてインズウェブが網羅しているので、あとで個別に資料や見積もりをとる必要がありません。
2つ目は、一括見積もりの申込にかかる手間です。「入力画面が複雑・・」「なんどもクリックさせられる・・」管理人は他のサイトでこんな経験をたくさんしたのですが、インズウェブはそのあたりがすごくわかりやすくて、ポイントが高かったです。どの部分が未入力なのか、もしくは間違っているのかがわかりやすいのはいいと一括見積もりサイトでは欠かせません。ただ、入力項目が他と比べて少し多いのが玉にキズですね。
営業の電話を受けることなく、自分の意思で保険を決めたい!という人にはインズウェブはうってつけのサービスだと思います。