トヨタ プリウス必須の補償内容とおすすめの自動車保険

プリウスは、3ナンバーサイズのセダンとしては、数少ない人気車のひとつとなりました。

予防安全装備の性能アップにより、これからも安全で環境とお財布にやさしいパーソナルカーとしてもおすすめの1台です。

しかし、追突事故の被害者になるような事故に関しては、予防安全性能の高いトヨタプリウスであっても被害を免れることはできません。そこで次のような補償内容で自動車保険に加入しておくと安心です。

  • 対人賠償保険:無制限
  • 対物賠償保険:無制限
  • 人身傷害補償:3000万円~(必要に応じて最大無制限まで加算)
  • 搭乗者傷害補償:0~2000万円
  • 車両保険:車両価格+オプション+消費税等(協定価格の範囲内で設定)

型式や車種グレードにより、補償額に差が生じるのが車両保険金額です。

それ以外の補償内容について基本的に差をつける必要はありませんが、希望や状況に合わせて人身傷害や搭乗者傷害の補償を上乗せしましょう。

対人対物賠償保険

対人賠償保険は、運転者の過失による事故でケガをした人への補償、対物賠償保険は、車や自転車、家屋、路側の施設や建造物など他人の財物を損壊、破損させた際の補償です。

いずれも自身の過失による相手の損害に対して補償するための保険なので、万一の不足が無いように「無制限」とするのが一般的です。

現在の個人向け自動車保険の多くは、対人賠償無制限となっており、対物賠償も無制限を自動セット(任意選択も可)としているところが増えています。

搭乗者補償

搭乗者への補償は、人身傷害補償をメインに不足分を搭乗者傷害補償で補います。一般的には、実損害を補償する人身傷害補償のみで十分カバーできます。

しかし死亡時の逸失利益などが低く見積もられてしまう、高齢者や無職の人が運転したり、乗せたりする機会が多い場合、搭乗者傷害の定額補償を付けて補償不足に備えておくようおすすめします。

車両保険

プリウスの車両保険金額は、「購入価格+オプション品+消費税等」を合算し、WEB見積もりシミュレーターに提示される標準価額の範囲内で設定します。

車両保険金額が足りない場合、保険金不足となり損害を十分カバーできない恐れもあり、また、多すぎると無駄な保険料を払うことになります。

なお保険金額を高くつけすぎると全損時の保険金支払いの際「購入時の実態と異なる」ことから、保険会社が難色を示し、場合によっては時価額相当まで減額されることもあります。(車両保険金額は実損害のてん補が基本です)

見積もり時に車両保険金額の過不足は、シミュレーター上で任意入力し調整しましょう。

特にダイレクト自動車保険に加入の際は、保険金額の設定に注意して下さい。

自動車ローンを利用中なら車両保険は必須!

ローン支払い中の車で、万一高額な修理費用を伴う事故を起こした場合、車両保険に入っていなければ修理費用の捻出が大変です。

最悪「全損」となったときに自動車ローンだけが残ってしまい、新しい車の再購入も難しくなってしまうかもしれません。

そんなときに頼りになるのが車両保険です。

トヨタプリウスの場合、車種独自のエクステリアパーツの単価もそれぞれ高額となっており、また、予防安全装置の搭載によりセンサーや制御装置の搭載などにより、小規模な事故でも修理費用は思った以上かかってきます。

なおトヨタプリウスは、新車にオプションを加えていくと車両保険金額が400万円に達する車種もあるハイブリッドカーです。

比較的コンパクトな車体でも修理費用は高くなるので車両保険に必ず加入しましょう

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その他の特約

弁護士費用特約

もらい事故などにより被害者となった場合、賠償請求など相手との交渉を弁護士に依頼するための費用を、最大300万円まで補償する特約です。

この特約は、記名被保険者とその家族、契約の自動車搭乗中に被害を受けた人が対象になります。

自身に過失がない被害事故では、保険会社が搭乗中の被害者に代わって賠償額など示談交渉をしてくれません。(弁護士法72条にある非弁行為(※)に該当するため)

そのため、被害事故の場合、相手との交渉を被害者自身で行う必要が出てきます。

しかし、賠償請求の知識や経験がない一般の人が、加害者と示談交渉をすすめるのは容易ではありません。

そのような事態となった場合、弁護士に相談したり、交渉を委任したりする場合の費用を「弁護士費用特約」により補償されるので安心です。

※非弁行為:弁護士資格のない者は、報酬を得る目的で法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解など、その他の法律事務を取り扱い、周旋ができません。したがって、保険会社は100%無過失事故の場合は、示談交渉を行うと「非弁行為」に該当するので、交渉ができなくなっています。

新価特約

新車登録から一定期間付帯可能な特約です。

大きな事故により修理見積もりが車両保険金額の50%を超える場合、新たな車の買替費用として、全損と同じように保険金額を上限に保険金が支払われる特約です。

通常、修理費が車両金額の50%を超えるような事故の場合、車体の骨格部にまで事故の影響が及ぶので、見た目は完全に修理をしてもその車は「修復歴あり」と見なされ、その後の価値を著しく損なうことになります。

もらい事故が原因なら、そのような車に乗り続けることは大きな精神的苦痛を強いられることになるでしょう。

この特約は、代理店型損保の他に、次のダイレクト自動車保険にて取り扱われています。

今回見積もりしたイーデザイン損保と、セゾン「おとなの自動車保険」、ソニー損保の3社です。

新車のプリウスを大破した場合でも「新価特約」を付けておけば、修理費が保険金額の50%以上かかる場合、買い替えの費用保険金として支払われるので安心ですね。

車両無過失事故に関する特約

この特約は、相手方の追突などによる「100%無過失のもらい事故」であっても、躊躇せずに自分の車両保険を使える特約です。

保険会社により、自動付帯と任意付帯の違いがあります。

「車両無過失事故に関する特約」の具体的な効果は、無過失事故で被害者となった場合に相手との交渉結果を待たず、車両保険を使って修理をしても、100%無過失事故に限り翌年等級ダウンすることはありません。

つまり、100%もらい事故なら等級ダウンを気にせず自分の車両保険を使えるので、煩わしい事故の相手に賠償請求を行い、支払いを待つ必要もありません。

もちろん、相手方の保険会社がスムーズに手続きしてくれるならその限りではありませんが、相手が任意保険に入っていない「無保険車」など一癖も二癖もありそうな場合、自分の車両保険でリカバーが可能です。

相手が100%悪い事故で、賠償手続きをしっかり進めない非常識な人も世の中にはたくさんいます。

トヨタプリウスのオーナーなら「面倒な相手とかかわらずに修理ができる」という価値がわかると思います。

したがって「トヨタプリウス」には、「車両無過失事故に関する特約」がセットされる車両保険に加入をおすすめします。

一般的に代理店型損保では、各社この特約を備えていますが、ダイレクト自動車保険では次の4社の車両保険にだけ自動付帯されます。

  • イーデザイン損保
  • セゾン自動車火災「おとなの自動車保険」
  • そんぽ24
  • セコム損保

あまり声高に宣伝されてはいませんが100%相手過失のもらい事故の際、確実に役立つ特約です。

もらい事故の際は、弁護士費用特約を使って弁護士を雇い入れ、相手から賠償金を回収する方法もありますが、加害者が無保険車の場合や大きな事故の際は、賠償金の回収に時間がかかりすぎます。

「車両無過失事故に関する特約」と弁護士費用特約がセットになっていれば、イザというときでも車両保険を不安無く使えるので安心です。

おすすめの自動車保険「イーデザイン損保」

トヨタプリウスは、200万円台後半からのスタート価格設定となり、大きすぎない「ちょうどよいセダンのサイズ感と低燃費のハイブリッドカー」により、第2世代からの人気を受け継ぐ車です。

現行プリウスの購買層は、20代後半のヤング層からミドル層を経てシニア層までも幅広く支持されています。

エコカーの草分けともいえるプリウスには、事故の少ない優良ドライバーが多い傾向にあり、プリウスの料率クラスが急激に悪化する可能性は低いと考えられます。

当然に自動車保険加入者は、割引率の高い優良契約者が多いのですが、高齢のシニア層のユーザーも多いプリウスでは、今後シニア層の保険料上昇、保険引き受けにも変化が出てくると予想されます。

今回、ミドル・シニア層が所有する車に加入する自動車保険は、保険料の安さだけでなく事故や故障時の現場急行サービスなど、トラブル対応に期待できる保険商品が必須と考えました。

ミドル・シニア層の場合、事故で保険を使うことは稀なことと考えられますが、万一事故が起こったときには、トラブルフリーで任せられる保険会社であることが何より重要です。

したがって保険料以上に事故対応力も重視すべきポイントになるでしょう。

そこでミドル・シニア層には、事故対応力や顧客サービス対応の評価も期待でき、保険料も抑えられた東京海上グループのダイレクト自動車保険「イーデザイン損保」に注目し見積もりしてみました。

イーデザイン損保を有する「東京海上グループ」は、損害保険の名門「東京海上日動火災」を中心とする国内有数のメガ損保グループです。

通販型ダイレクト自動車保険の会社としては、歴史も浅く規模も小さいイーデザイン損保ですが、保険商品を自動車保険のみに特化し、事故対応を東京海上日動火災のサービス網を利用するなどして、リーズナブルな保険料と高い事故対応力を両立している損害保険会社です。

最大の特徴は、国内ダイレクト損保の新参ながら、各年齢層でライバル他社のダイレクトよりも保険料が安く、若い初心者ドライバーからベテランの高齢者ドライバーにいたるまで、平均的にリーズナブルな保険料が魅力です。

また、契約から2年目以降の継続契約者には、イーデザイン損保独自の継続割引や無事故割引制度も用意されています。

トヨタ プリウスを選ぶ人は、トヨタのディーラー代理店、または専業の保険代理店にて自動車保険に加入する方も多いと思います。

しかしダイレクト自動車保険のイーデザイン損保なら、頼れる「東京海上グループの事故対応」を格安の保険料で契約できます。他のダイレクト損保を含めて一度検討してみてはいかがでしょうか?

プリウスの購入時や現契約の更新時、手続前に参考でも見積もりを取り補償内容や保険料を比較してみることをおすすめします。

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