日本生命は、2015年に株式上場したかんぽ生命に抜かれるまで日本で最大の契約者数をもつ生命保険会社でした。
現在の保険会社ランキングでは総合得点で2位に位置しています。
契約者数だけでいえば、現在でも日本最大の生命保険会社になります。
正式名称は日本生命保険相互会社で創業は1889年、創立は1947年です。
相互保険会社ですので株主はおらず、そのため経営にも株主の影響を受けません。
従業員のことも社員ではなく職員と呼びます。
日本生命では「みらいのカタチ」と名づけられた保険商品のシリーズが主力商品で人気があります。
その保険商品の特徴はなんといってもある程度の自由がきくパック保険であるということです。
他社では多いのが、基本は定期保険や終身保険でその上に定期の特約として医療や特化保険をのせていく、という形のものですが、日生のそれはいうなればバイキング形式なのです。
個別にそれぞれの保障商品、
- 「重い病気や介護などのリスクに備える保険」
- 「死亡のリスクに備える保険」
- 「医療のリスクに備える保険」
- 「老後など将来の資金が必要になるリスクに備える保険」
があり、その中に更に12種類の商品があって自分が必要だと思うものを取捨選択できるのです。
選択肢がありすぎて判らないという人のために担当職員がつき、その人の環境や現在の健康状況を聞いた上でアドバイスしてくれます。
それも面倒だし時間が取れないという方のために安心プランと呼べるものがあって、それは年齢別に一般的にはこれが必要だと思われるという商品をセットしてあるプランです。
まずはそれを検討してみて、これは要らないとかこれが欲しいなどと言うことが出来るというわけです。
これ以前の商品である「生きるチカラ」という商品では主契約である定期保険が契約期間が終わってしまうと、それに付随していた他の保障も全て消えてしまっていたのですが、現在の「みらいのカタチ」は1つ1つが主契約になりますから、セットで組んだ他の保障が契約期間が終わったとしてもそのままでもち続けることが出来るのが強みなのです。
例えば死亡保障は60歳までの定期で、医療保障は終身で8大疾病も先進医療もつける、ガン特約は65歳までで、養老保険は15年の定期で組む、ということが可能であるということです。
これは他社ではしていない販売の仕方なので、自由度は欲しいけれどある程度の決まった形が欲しいという消費者のニーズにこたえることが出来ます。
保険商品は実際に日本生命のホームページを見て
どのようなラインナップになっているかという事を調べるのも一つの方法です。
また実際に契約しようと思った場合は自分の住んでいる所に
近い所にある店舗などもホームページを利用すれば簡単に調べる事が出来ます。