自動車保険と排気量の関係

自動車保険はマイカーを運転するにあたってのドライバーのリスクにあらかじめ備えておく意味では加入するメリットが大きく、自賠責保険は法律によって全員加入が義務付けられているものの、それ以外の任意保険のほうもドライバーの約7割ほどが加入しているといわれています。

もっとも任意保険に加入する場合には、自賠責保険とは違って保険料が高額に設定されている場合が多く、ドライバーにとっての経済的な負担になりやすいことから、さまざまな損害保険会社の保険商品のなかから、できるだけ保険料の安いものを選びたいというのがドライバーの本音です。

こうした自動車保険の保険料の水準を決める要素としてよく取り沙汰されるのが、自動車の排気量の大きさに応じて保険料の金額が決まるという仮説です。

これは一面では正しい部分もありますが、最近の自動車保険の動向を反映しておらず、選択をあやまる可能性があります。

かつては自動車を排気量ごとに1500まで、2500まで、それ以上のランクに区分した上で、それぞれの排気量に見合った保険料を適用するのが一般的でしたが、現在では小型のエンジンでも出力が高い製品はいくらでも出回っており、従来の基準がかならずしも自動車を運転する上でのリスクには対応しなくなりました。

そこで現在では単純な排気量の区分に代えて形式別料率クラス制度が導入されており、自動車のこまかな車種によって9段階のクラス分けを行った上で、それぞれのクラスごとに保険料の水準を設定するしくみが採用されています。

したがって排気量の大きな自動車には高級車が多いといった漠然とした目安にはなるものの、それが自動車保険の保険料とただちにリンクするわけではありません。

こうしたクラス分けは自賠責保険の損害調査や自動車保険の基準料率の算出などを行っている損害保険料率算出機構のデータにもとづくもので、それぞれの民間の損害保険会社でも保険料の設定の際に踏襲しています。

具体的に乗っているマイカーのクラスを知りたい場合には、損害保険料率算出機構のホームページのなかでも検索システムが用意されていますので、メーカーと自動車の名称または型式をインプットすれば、自動的に該当するクラスが結果の画面に表示されます。

原則としてクラス1がもっとも保険料が安く、数字が上がるにつれて保険料は高くなり、クラス9はリスクがもっとも高いとして保険料も最高額となります。

このクラスはそれまでの保険実績にもとづいて毎年見直しが行われるため、最初にクラス分けされたものが永遠に据え置かれるというわけではなく、途中で上下することがあるので注意が必要です。

また自動車保険には対人賠償保険、対物賠償保険や搭乗者傷害保険、車両保険といった区別があり、それぞれの保障内容もまったく違っています。

そのため形式別料率クラス制度においても、それぞれの種類ごとにクラスを定めている点も覚えておいたほうがよい知識といえます。

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