1902年に矢野恒太が創業した相互保険会社であった第一生命保険は、2007年に相互保険会社から株式会社へと移行し、生まれ変わりました。
日本の4大生命保険会社と、かんぽ生命、日本生命、明治安田生命と並んでうたわれています。
第一生命は東京ディズニーランドのオフィシャルスポンサーで、ディズニーランド、ディズニーシーではビックサンダーマウンテン、海底二万マイルのアトラクションを提供し、両者において契約者ラウンジをもっています。
第一生命の契約者であれば使えるので、アトラクションの順番待ちに並ばずに乗り場へ進むことが出来るチケットを担当者から貰うことが出来、それが契約者からは人気です。
そして人気があるのは毎年募集、発表されるサラリーマン川柳。
元は会社の社内報でのみ発表していたサラリーマン川柳は、人気が出たので翌年から一般公募になりました。
サラリーマンの悲喜こもごもの日常を時事問題に絡めて川柳に詠むこれは、毎年本として発売されています。
保険商品に関しては、最近のバイキング形式はとらずに昔からの大手保険会社のセット商品を出しています。
主力商品は「ブライトway」
5年配当つきの終身保険が主契約で、上に特約で様々な保障をのっけていくタイプです。
しかし第一生命の特徴は医療保険にあると言え、定期型も終身型もある上に女性専用の医療保険もあります。
全ての医療保障が公的健康保険に連動しており、先進医療特約をつけるかどうかは選択でき、放射線治療給付金では放射線の量に関係なく日額給付金の10倍出るのが珍しいと言えます。
入院が短期間になってきている最近の病院事情をくんで、入院したら5万円というシンプルな特約もあり、保険料も安いので用意する契約者は多いです。
ガン保険は自社での用意はなく、アフラックジャパンと提携して第一生命の契約者のみが契約することの出来るプランを用意してあります。
生命保険においては一生これだけで十分という商品はありえませんから必ず見直しが必要となり、見直すこと前提で契約をする必要があるのですが、「ブライトway」はたまりのある商品ですから、見直しの時にその資金を新しい保険へと投入することも可能ですし、解約時には返戻金があります。
しかしその性質上保険料は高くなりがちですし、セットプランなので契約者の自由度は低めです。
結婚して家族が増え、子供達が育つまでは責任があるという家庭のお父さん向きの保険といえるでしょう。