ソニー損保の走らなかった分を翌年に『くりこし割引』

スマホ等で余ったギガ数を翌月に繰り越せる制度がありますが、自動車保険でも、同じような制度が利用できるサービスがあります。

ソニー損保の自動車保険では、保険期間中に「走った距離」が一定の基準より短かった場合に適用される『くりこし割引』があります。

今回は、ソニー損保の『くりこし割引』について掲載します。

くりこし割引とは

くりこし割引とは、契約距離区分の上限距離より、実際に走った距離が1000km以上短かった場合に、継続契約時に適用される割引になります。

現在の契約中に走らなかった分(1,000km単位)の保険料相当額が、継続契約時の保険料から割引かれます。

くりこし割引の例

「11,000m以下」の契約距離区分で契約したのに、継続申込時点で6,000kmしか走らなかった(5,000km下回った)場合、現在のご契約の保険料のうち5,000km分の保険料相当額を、くりこし割引として継続契約の保険料から割引きます。

くりこし割引

くりこし割引の適用条件

ソニー損保のくりこし割引の適用条件には下記の条件をすべて満たしている必要があります。

くりこし割引の適用条件
  1. 現在のご契約の保険期間が1年であること。
  2. 現在のご契約および継続契約の申込時に、申込日の積算距離計の数値を申告されていること。
  3. 現在の保険期間中に「走った距離」が、契約距離区分の上限キロ数よりも1,000km以上短かかったこと。(契約距離区分が「無制限」の場合は、上限キロ数を「17,000km」として計算します。)
  4. 現在のご契約で、使用目的および契約距離区分の変更がなかったこと。
  5. 現在のご契約および継続契約の使用目的が「主に家庭用」であること。

※解約・中途更改等によって、現在の契約の保険期間が1年に満たない場合、割引は適用されません。
※契約車両の入替時に、積算距離計の数値のご申告がない場合にも、割引は適用されません。
※走らなかった分の保険料の返金されません。
※割引額は、現在のご契約の保険始期日時点の契約内容に基づき、ソニー損保の定める方法で計算されます。

最後に

ソニー損保の『くりこし割引』だけでなく、他の保険会社でも、継続更新時には、1年間の走行距離を聞いてきます。

実際に、前の年より距離が短ければ、それに応じて、継続更新時の保険料も安くなってきます。

距離による自動車保険料の割引規定は、保険会社によっても異なるので、自動車保険の一括見積もりなどで比較検討することをお勧めします。

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