東京海上日動自動車保険の特徴

東京海上日動は、保険を中心とした大手グループの持株会社にあたる東京海上ホールディングスの子会社が運営している損害保険会社のひとつです。

実はこのグループは日本国内でも損害保険の分野ではパイオニア的な存在といえ、会社の創業そのものは明治時代から、自動車保険の分野への参入も大正時代からの歴史をもっています。

そのことが支えている安心感も他の会社にはない特徴的な部分といえます。

東京海上日動では個人向けには自動車保険が有名ですが、そのほかにも火災保険や傷害保険、所得補償保険などを取り扱い、法人向けにもビジネス保険や賠償責任保険などを取り扱っています。

他の会社と比較をするとひとつの分野に特化しているというよりも、幅広くさまざまな分野にわたるラインナップを取り揃えている印象があります。また以前から日本全国に代理店やその他の拠点を置いていますので、これらのネットワークを通じてどこからでもさまざまな対応ができるような体制が組まれています。

主力商品にあたる個人向けの自動車保険はトータルアシストとよばれており、自動車の運転によって加害者となってしまった場合の相手への損害賠償、逆に本人や同乗者がケガなどをした場合の治療費、さらには自動車そのものの修理費などといった、さまざまなシーンにおける基本補償をトータルで担っているのが特徴です。

そのほかにも基本特約とよばれるものがあり、示談交渉サービスが使えない場合に備えた弁護士費用特約、入院が長引いたときに使えるアシスト特約、自動車が使用不能になった場合のためのレンタカー費用補償特約を希望に応じてオプションとして追加することができるのも魅力といえます。

ほかにもさまざまな特約や付随のサービスがありますので、内容的な充実という面では他の自動車保険よりもさらに先を行くものとなっています。

実はこのトータルアシストのほかにもいくつかのラインナップがあり、他人から借りるなどして1日だけ自動車を運転する場合や、個人事業主が事業目的だけに自動車を運転する場合の特別な自動車保険もみられます。

このような特別なタイプまでが用意されていることは他の損害保険会社ではほとんどみられないもので、特に最近流行になっているダイレクト型の場合にはまず契約類型には含まれていません。

そのような意味では幅広いニーズに対応できる東京海上日動のような損害保険会社は貴重であり、上手に使いこなせれば大きな満足が得られます。