1日だけ自動車保険に入るには
女性1

今度家族で実家に帰省した時に、実家の車を借りてドライブをしたいんだけど、もし事故を起こした場合に自動車保険を利用できるのかしら?

男性1

実家の車の自動車保険に、本人限定や夫婦限定、家族限定などの運転者が限定されていないもので、年齢条件も補償の範囲を満たしている場合は、仮に交通事故を起こしてしまったとして借りた自動車の自動車保険で損害を補償することができますよ。

女性1

家族限定の場合、私も今はよそに嫁いでますが、家族ですよね?

男性1

既婚者の場合、別居の家族は保険が適用されないんです。逆に、同居の場合は、適用されますよ。

女性3

そうなんですか!

女性1

じゃあ、帰省した時だけ加入できる保険はありますか?

男性1

最近CM等でも良く放送されている1DAY保険などがおすすめです。
どんな保険なのかを説明していきますね。

1DAY保険の特徴

1日だけの自動車保険とは、ドライバー保険とも言われており、特徴としては、普段は車に乗らないものの、何らかの都合で運転手を買ってでることになったとか、いつも電車で実家に帰省していたが、今年は車で帰省したいといった人が利用できる自動車保険です。

1DAY保険の例1

親の車に乗って運転する際、その車に掛けられている自動車保険は、両親のみを対象としたもので、子供が自動車免許を持ち、運転する想定をしていない内容であった場合、仮に事故を起こした時に補償が受けられない可能性があります。

損害賠償や修理費などは実費

1DAY保険の例2

友人の車で運転した場合、もし事故を起こしてしまえば、友人の保険で車を修理したり、相手がいればその相手に保険金を支払うことになり、保険料を上げさせてしまいます。

友人に迷惑をかけてしまう

親や友人の車に勝手に乗って事故を起こして迷惑をかけるのは嫌だ、だけど自動車保険に入ってもお金がかかるという時に、1日だけの自動車保険は有効です。

1DAY保険の対象とメリット・デメリット

任意保険(自動車保険)と1DAY保険では、保険をかける対象が異なります。

任意保険(自動車保険)が自動車にかける保険であるのに対して、ドライバー保険は自動車を運転する人にかけるという違いです。

1DAY保険のメリットとデメリットは以下の通りです。

1DAY保険のメリット
  • 自動車を他人から借りた人の名義で加入するため、交通事故を起こしても自動車の持ち主に金銭面での迷惑がかかりません。
  • 交通事故を起こさずに1年間過ごすと、翌年に等級が上がり保険料の割引率が高くなります。
    なお、ドライバー保険の等級を自動車保険に引き継ぐことはできませんが、所定の条件を満たせば自動車保険に新規に加入するときに7等級からスタート(通常6等級からスタート)できる保険会社もあります
  • 気軽に加入でき、安いものなら1日500円ぐらいの保険もある
1DAY保険のデメリット
  • 車両保険が使えない
  • 年齢条件の区分が二つ(21歳未満補償/21歳以上補償)しかなく選択肢が少ない

補償の範囲は以下の通りです。

自賠責保険(強制保険)
対人賠償
対物賠償
自損事故
無保険車傷害
搭乗者傷害
人身傷害補償 任意
車両保険 なし
保険契約期間 1日~1年間で設定が可能

期間を延長することは可能か

1DAY保険は、ドライバー保険とも言われており、保険期間は1日から1年間で設定することができます。

例えば、年に3日だけ加入したい人は、1日単位で加入できるタイプか1週間単位で加入できるタイプを選びましょう。

1年単位でドライバー保険に加入しているときなどは、自動車を持ち主に返すことになることもあるでしょう。

そのようなとき、ドライバー保険を解約すると保険料が戻ってくることもあります。

家の車が「他車運転危険担保特約」や「他車運転特約」に入っているか確認してみよう

自分持っていく車若しくは同居の家族が車を持っている場合、その車の保険に「他車運転危険担保特約」や「他車運転特約」に入っていれば、借りた自動車を運転中に発生した損害を補償することができる場合があります。

多くの自動車保険にはこの特約が自動付帯されています(※1)。

この2つの特約に入っていると、友達から車を借りて事故を起こしても自分の車の自動車保険を利用できます

対人賠償、対物賠償、自損事故が基本的な補償内容となりますが、保険会社によっては借りていた自動車に車両保険がついていれば、車両保険も補償してくれるところもあります(※2)。

この特約の最大のメリットと言えるのが、同居の家族が運転していた場合も補償してくれるところです。

例えば「子供が友人の自動車を運転して事故を起こした」という場合でも親の車の自動車保険を使うことができます。

追加の保険料を払う必要もありませんが、この特約を使うと次回更新時の等級が下がるため、次回更新時の保険料が高くなる点には注意が必要です。

(※1)「他車運転危険担保特約」「他車運転特約」は一般的な自動車保険に自動付帯されています。
付帯の有無、詳しい補償内容は保険証券、約款などでご確認ください。
(※2)車両保険は借りた車だけでなく、運転していた人の車にも付帯されていることを条件とする保険会社もあります。
詳細はご契約の保険会社もしくは保険代理店にお尋ねください。

最後に

こうした自動車保険に加入するには、スマートフォンやパソコンから簡単に加入できるだけでなく、最近ではコンビニエンスストアでも加入することができるなど、気軽に1日だけの自動車保険に加入できます。

親の車をどうしても借りたい場合などは1日だけの自動車保険に加入し、万が一に備えるようにしておきましょう。

そうすることで親の保険を使うなどのことを回避することができます。

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