高額療養費制度が 2017年8月に続き18年8月も見直し。

70歳以上の高額療養費の上限額が引き上げに。

2017年8月から、70歳以上の高額療養費の上限額が一部引き上げられました。

現役並みと呼ばれる課税所得が145万円以上の人が今まで月4万4400円だったものが、5万7600円に。

課税所得145万円未満の一般の人が1万2000円から1万4000円に値上がりとなりました。

これは、70歳以上への優遇が大きく、現役世代との差が大きくなりすぎているため、高齢者でも負担能力の高い人には負担してもらうという、世代間の公平を図ることを目的に施行したものです。

さらに段階的に引き上げられており、2018年8月からは、現役並みの所得者については現役世代と同様に、課税所得額により細分化したうえで、上限額が引き上げられていく予定。

今後、高齢者の高額療養費自己負担限度額は所得に応じた設定になります。