自動車保険では、「70歳」を境に保険料がグンと高くなります。
これは、保険会社各社が「高齢者ドライバーの境い目を70歳から」として、保険料に格差を設けているからです。
したがって、70歳越えのドライバーの場合、一般的に収入は少なくなっているのに自動車保険料の負担がおおきくなる傾向にあります。
実際、70歳を超えると「うっかりミス」により、車をこすったりするような小規模な事故も増え、経済的理由から、わずかな事故で保険を使ってしまい、翌年の保険料値上げに驚く人も後を絶ちません。
プリウスの場合、5ナンバーのサイズ感に近い車体サイズと、優れた安全性能と環境にやさしく低燃費であることからも、シニア層のドライバーが乗る自動車として選ばれています。
特に2019年12月のマイナーチェンジ後のプリウスは、コネクティッドカーに進化しており、エアバッグが開くような事故が起きた場合にトヨタの専任オペレーターからの外部連絡と緊急車両の手配などが、即時対応可能となり、高齢のシニアドライバーにおすすめの1台になりました。
とはいえ、予防安全装備やコネクティッドサービスが充実しても自動車保険への加入は必須です。
この項目では、70歳以上のドライバーが更新時に保険を選ぶ際の参考になるよう、40歳以上の保険料が安くなると評判の「セゾン自動車火災・おとなの自動車保険」、ダイレクト自動車保険売上No1.を誇る「ソニー損保」、シニアドライバー層の信頼も厚い「三井住友海上」の見積もりを3社で比較してみました。
70歳のシニアドライバー、満期更新時の保険料3社比較
年齢条件 | 等級 | 支払方法 | セゾン自動車保険 おとなの自動車保険 |
ソニー損保 | 三井住友海上 |
70歳 | 20 | 車両無し | 20,640 | 21,950 | 35,500 |
エコノミー | 29,790 | 36,190 | 50,830 | ||
一般車両 | 39,590 | 52,690 | 65,830 |
2019年2月更新 単位:円
70歳の運転者、更新時の保険会社の乗りかえのおススメ
代理店型とダイレクト型の保険料3社比較
『トヨタ プリウス』(運転者限定なし)
数字だけでは、あまりピンと来ない自動車保険3社の保険料差も、グラフで見るとかなりの違いが見て取れます。
特に一般車両保険に加入した場合「セゾン自動車火災・おとなの自動車保険」と「三井住友海上」の保険料には、一般車両保険付きの場合だと「26,240円」とかなりの差が生じます。
また、ダイレクト自動車保険2社の比較でも「13,100円」の差が生じており、決して無視できない金額差になりました。
掛け捨てとなる自動車保険の場合、この保険料差額は注目すべきポイントです。
お付き合いや不確定要素の代理店による事故対応などを期待して代理店型自動車保険に加入する時代は、すでに終わっています。
コネクティッドサービスが受けられるプリウスのユーザーなら、数社の保険料見積もりを比較検討して、安くても高品質なサービスと安心が付いている自動車保険を選ぶことが賢明な判断といえるでしょう。
高齢のシニアドライバーの保険を安くする補償内容は?
具体的には、次のように補償内容を絞り込みましょう。
対人・対物賠償保険:無制限
人身傷害保険:3000万円(自動車事故補償)
搭乗者傷害保険:1000万円程度
車両保険:購入価格+オプション+消費税分
車両免責設定:5万円
弁護士費用特約
その他、身の回り品や各種傷害特約はすべて外し、必要に応じて「個人賠償責任保険、自転車傷害特約」の追加を検討して下さい。
シニアドライバーも見積もり比較を利用しましょう!
ベテランのシニアドライバーでも、客観的に保険料と補償内容を比較検討できる「自動車保険一括見積もり比較」を使えば見積もり集めが簡単にできます。
各社の見積もりを自分で集めるのは、自動車保険会社が20社近くもあり、ネットから直接見積もりを集めるだけでかなり大変な作業だからです。(同じ補償条件に揃えて比較するのはさらに難しい)
ご家族の方がお手伝いするなら、なおさら面倒な作業と感じるはずです。
また、自動車保険の専門用語は、今まで代理店にまかせっきりだった人なら契約内容も含めて「ちんぷんかんぷん」になるかもしれません。
色々な方面から「安い」といわれている通販型の自動車保険でも、よくわからないで契約することは避けたいところです。
そこで今回は、ネット上の「自動車保険の一括見積もり比較」というサービスを使って、ダイレクト自動車保険初心者のシニアドライバーでも、10分程度の時間で1度だけ入力すれば、ほぼ同じ補償条件で揃えた損保各社の自動車保険見積もりを一度に集めることが可能です。
プリウスの自動車保険加入の際にぜひ試して、安くて良い自動車保険を見つけて下さい。
おすすめする理由は2つあって、
まず1つ目が比較できる業者が一番多いこと。最大で20社にわずか5分で一括見積もりをすることができます。有名な保険会社はすべてインズウェブが網羅しているので、あとで個別に資料や見積もりをとる必要がありません。
2つ目は、一括見積もりの申込にかかる手間です。「入力画面が複雑・・」「なんどもクリックさせられる・・」管理人は他のサイトでこんな経験をたくさんしたのですが、インズウェブはそのあたりがすごくわかりやすくて、ポイントが高かったです。どの部分が未入力なのか、もしくは間違っているのかがわかりやすいのはいいと一括見積もりサイトでは欠かせません。ただ、入力項目が他と比べて少し多いのが玉にキズですね。
営業の電話を受けることなく、自分の意思で保険を決めたい!という人にはインズウェブはうってつけのサービスだと思います。