アフラックの『もっとやさしいEVER』の特徴と保障内容

医療保険には、引受基準緩和型の医療保険が存在します。

引受基準緩和型医療保険とは、病気や既往症があり、通常の医療保険では加入できない人であっても、保険契約が可能な様に引受基準を下げている医療保険です。

アフラックでは、「もっとやさしいEVER」がこのタイプの商品になります。

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アフラック『もっとやさしいEVER』の概要

引受基準緩和型の医療保険は、保険金額の設定が高くできなかったり、特約選択の幅が狭いなど、通常の医療保険に比べると各社とも若干の制限をつけていますが、アフラックの「もっとやさしいEVER」は、日帰り入院から保障され、短期入院にも対応できています。

24時間健康電話相談サービスやセカンドオピニオンサービスなど治療費以外のサポートもあります。

がん・急性心筋梗塞・脳卒中などの重大疾病の時のお守りが必要な人や、病気や怪我の入院や先進医療費用の保障を確保したい人が、通常の保険に加入できない場合、その救済策となる保険といえます。

このタイプの保険は、保障内容の幅が、通常の医療保険よりどの程度制限されているのかを充分に検討し、理解したうえで加入する事が大切になります。

契約前にかかっていた病気が悪化して、契約後にすぐ入院や手術をするケースは非常に多く、どの保険会社の引受基準緩和型の医療保険も契約後の数年間に制約を付けている事が一般的になっています。

アフラックの場合、契約日から1年以内は、給付金額等が半額(50%削減)になります。

1万円の入院日額設定なら、5千円となります。

2年目以降は通常に戻りますが、契約後の何年間かにどんな制限が付いているのかも、確認すべき重要ポイントになります。

また、この「もっとやさしいEVER」の保険期間、保険料払込期間は共に終身契約のみとなっています。

通常の医療保険であれば60歳払済などが選択でき、老後の保険料負担はなしにする事も出来ますが、現在のところ終身払い続けるタイプしか選択できません。

引受基準緩和型の医療保険に関しては、どの保険会社も基本的にこの払込方法が一般的となっています。

保険加入方法は?

もっとやさしいEVERは、告知欄の3項目全てに「いいえ」であれば、簡単に保険加入が出来ます。

詳細な告知を保険会社は求めていません。

手軽に3つの告知だけで、直ぐに契約できる医療保険です。

高血圧でも、定期的に通院し投薬治療を受けていて、現在の数値はこれくらいです。

ここの病院に通院していますなど契約審査時に細かく告知できるのが、通常の医療保険です。

健康面に不安がある人でも、告知を正確に、そして詳細に告知することで、通常の医療保険に加入出来る可能性は充分にあります。

軽微な病歴なら条件も付かず通常契約出来る事も充分に考えられます。

病歴がある人であっても、3年間はその病歴に関連した病気に支払い制限がつくなどの制限で加入が可能になるケースもあります。

己判断で最初から引受基準緩和型を検討するのではなく、通常の医療保険で契約をしてみて、駄目だった場合の受け皿として、考えるべきタイプの保険商品が引受基準緩和型です。

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