トヨタのハイブリッドカー「プリウス」が、コネクティッドカーへと進化し、全車に歩行者も検知するプリクラッシュセーフティなどを含む進化型の衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備したマイナーチェンジが行われました。
今回のマイナーチェンジによりプリウスは、安全面の強化が図られ、またより便利で快適なドライビングが楽しめる快適機能も拡充されています。
ところが現行型のプリウスは、2018年から導入された「自動ブレーキ割引(ASV割引)」が早くも2019年より対象外となるため、これから満期更新を迎える契約者には、保険料が上がってしまう人が増えると予想されます。
そこで今回は、プリウスの保険料を「若い初心者ドライバーから高齢のシニアドライバーまで業界平均より安い」と評判の「イーデザイン損保」で見積もりしてみました。
では、さっそく保険料の一例から見て参りましょう。
- 車名:トヨタ プリウス
- グレード:A(ガソリン:FF/5人乗)
- 型式:ZVW51
- 初度登録:平成31年1月
- 車両保険金額:340万円
見積もりした「プリウス」の保険料は、年間29,120円でした。この保険料は、ディーラーで勧められる国内大手の代理店型自動車保険と比べて、3万円近くも安くなりました。
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被保険者の設定は、35歳20等級、運転者限定なし、日常レジャー使用、走行距離は年間5,000㎞と一般的な内容で設定しています。
今回の見積もりは、FFと4WDの2機種の「A」グレードを中心に年齢別の保険料を試算しました。
トヨタプリウスの新車・中古車購入時、満期更新時、自動車保険の選び方、補償の付け方などの参考にお役立て下さい。
トヨタプリウスの型式・年齢別保険料
今回の保険料は、各年齢層で保険料が安いと評判のイーデザイン損保にて、一般車両保険付きで見積もりました。
年齢の設定は、20歳、21歳、26歳、30歳、35歳、40歳、50歳~69歳、70歳、としました。
プリウスの車種に該当する型式は4種類あり、型式別料率クラスの詳細は以下のとおりです。
トヨタプリウスの型式別料率クラス
FF ハイブリッド ZVW51 | 対人6 | 対物3 | 傷害4 | 車両4 |
4WD ハイブリッド ZVW55 | 対人2 | 対物3 | 傷害4 | 車両4 |
なおプリウスは、既に2015年12月から販売されている型式モデルのため、2019年より「ASV割引」の対象外になります。
年齢条件 | 等級 | 支払方法 | トヨタプリウス | |
2WD(FF) | 4WD | |||
ZVW51 | ZVW55 | |||
340万円 | 365万円 | |||
A | Aプレミアム | |||
20歳 | 8 | 一括 | 150,620 | 138,180 |
分割 | 13,411 | 12,303 | ||
21歳 | 9 | 一括 | 95,280 | 97,550 |
分割 | 8,484 | 7,795 | ||
26歳 | 14 | 一括 | 55,870 | 51,440 |
分割 | 4,975 | 4,580 | ||
30歳 | 17 | 一括 | 36,290 | 33,690 |
分割 | 3,232 | 3,000 | ||
35歳 | 20 | 一括 | 29,120 | 27,140 |
分割 | 2,593 | 2,417 | ||
40歳 | 20 | 一括 | 30,420 | 28,390 |
分割 | 2,709 | 2,528 | ||
50歳~69歳 | 20 | 一括 | 31,930 | 29,770 |
分割 | 2,843 | 2,651 | ||
70歳 | 20 | 一括 | 43,270 | 40,160 |
分割 | 3,853 | 3,576 |
2019年2月更新 単位:円
イーデザイン損保の保険料は、ほとんどの年齢層でダイレクト自動車保険の平均額を下回りますが、実のところ各年齢層の最安値ではありません。
実際の保険料は、主な運転者の年齢やノンフリート等級、補償内容など条件ごとに異なるため、一概に安いと断言できないのが今の自動車保険です。
保険会社ごとに保険料に違いがあるので、必ず見積もり比較を行うことが賢い選び方になるでしょう。
つまり「プリウスの1番安い自動車保険」を見つけるには、複数社から見積もりを集めて比較することが肝心です。
もっとも安い保険を見つけるなら「一括見積もりサービス」などを積極的に利用してみるのも一案です。
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トヨタプリウスは「2019年:ASV割引」の対象外(自動ブレーキ割引の対象外)
トヨタプリウスには、進化した「Toyota Safety Sense」を含む、最先端の予防安全技術が搭載されますが、自動車保険の「ASV割引」は対象外となります。
プリウスの型式別料率クラスは、車両クラスが「4」となっており標準的な保険料水準ですが、昨年は「ASV割引」が効いていた分今年よりも割安でした。
しかし2019年からは、ASV割引が適用対象外になり保険料が上がったと思う人も少なくないはずです。
ASV割引の適用条件は?
ASV割引の適用は、以下の要件を満たしていなければなりません。
- AEB(衝突被害軽減ブレーキ)が搭載されていること
- 契約車両の型式の発売年月が「保険始期日の年から3年前の4月以降」であること
したがってプリウスの現行型式モデルは、2015年にデビューしていることから2019年よりASV割引適用外となりました。
プリウスの型式別料率クラスの変動
また、車両料率クラスのアップダウンは毎年見直しがありますが、プリウスの場合は「Toyota Safety Sense」のドライビングサポートも相まって、事故を起こしにくい車に仕上がっています。
これらにより、自らに過失のある事故により保険金を受け取ることは少なくなると予想されますが、現行のプリウスは、モノコック構造の車体に定番のハイブリッドモデルゆえ、事故被害の際の修理費用が一般的なガソリン車と比べて割高になることは否めません。
現在の自動車は、高価格化が進んだことからも修理費用が高額になっており、プリウスの対物賠償保険と車両保険の支払いが横ばいまたは上昇傾向にあります。したがって想像以上に損害修理の費用が高くなることもあります。
なお、プリウスは、国内ワーストトップクラスの盗難被害件数を記録する車種でもあり、盗難被害が多いので車両クラスが高くなっているという人もいます。
しかし、実際は「ウワサレベル」であり、国内乗用車販売台数のトップを争う車種の登録台数から比べれば盗難被害の割合は小規模です。
それでもユーザー単位で見れば、被害を受ければ深刻ですから車両保険は必須といえるでしょう。したがってプリウスの車両クラスは標準レベルですから、安心して車両保険に加入して下さい。
おすすめする理由は2つあって、
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